2021年8月21日(土)
豊島区の将来
| No.11 |
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2014年5月8日、日本創成会議の人口減少問題検討分科会で発表された「2040年における消滅可能性都市」で、東京都区部で豊島区が唯一ランクインした際に、「豊島区が消滅する」などの見出しが用いられて報道がなされた。この集計は、20歳から39歳までの豊島区に居住する女性人口に着眼し、女性居住人口が2040年に50パーセント以下になる市区町村を、国立社会保障・人口問題研究所による人口流出の統計を、日本創成会議が独自に集計して公表したものである。
そのため豊島区は、定住人口を増やすため様々な方策をとり、2018年には40年ぶりに人口29万人を突破した。
合計特殊出生率も0.99と回復傾向を示しているが、人口減少の克服は日本全体の課題という認識のもと、「女性にやさしいまちづくり」「地方との共生」「高齢化への対応」「日本の推進力」の四つの方針を柱とし、安全・安心なまちづくり、文化の多様性を活かした国際アート・カルチャー都市づくりなど、持続発展都市を目指した取組みを進めている。 |
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