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4ソフトの合議制のことだけど、これがフェアじゃないとかそういうことよりも、合議そのものが本当に有効なのかそうでないのかということの方が正直興味深いと思う。プログラムは別に一人で組まないと行けないわけではないのだから、4つのサブルーチンをもつ一つのソフト言ったって同じことですし。問題は、4つのソフトを動かすためにリソースが4分割されるということ。それぞれが独自に0から読むのだから、ある意味ではスペック1/4で4ソフトを動かしていることになる。で、問題は、単独ソフトで676コアを全部フルに利用するのとどちらが強いのか、ということになる。とはいえ、ソフト側にハードウェアの制限がまったくないのだから、その意味では反則だろう、と言われても仕方がないですけれど。
でも、人間側の、特に米長会長なんかがそうだと思うけれど、どんなにソフトとハードが進化しても、所詮ソフトが本気を出した人間プロにかなうことはないだろう、っていうのがあるのだと思うわけです。だとすれば、それはそれで試してみれば、どうなるの、という興味はありますね。95%の勝率とかなんとかいってますが、アマトップがすでに二年ほど前に普通スペックのパソコンに60分将棋で敗れている現状からして、妥当なところだと思いますが、一番勝負に勝率の提示をすることに意味があるとは思えないですね。100番勝負して初めて95%とは何か、ってことが分かるということでしょう。
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