| はじめまして。はねばと申します。 先日こちらの小説を発見し、とても面白く読ませていただきました。 いや、本当です。本当にわくわくしながら読ませていただきました。 (現在はまだXの第一部とアンティセーフティの段階です。他も順次読ませていただきます。)
今回こちらに書き込ませていただいた理由は、面白い小説への感謝を伝えるとともに、不躾ではありますが、いくつか感じた疑問をお伺いしようと思ったからです。 ただ、僕の読解能力が甘いことは僕自身分かっております。もし僕が読み間違えや読み飛ばしをして質問をしている可能性もあります。その場合はお許しください。
Q1・質問条項に関して X第九話後半で、主人公は 『「ひとつ問題。オレは今、一枚のカードを亜理紗に見せている。このカードの名前を当てられるか?」』 と発言して、その後亜理紗によって 『「……ぶ、『物理分身』」』 と回答がなされていますが、これは、X第八話での、 『「やはりさっきのはただの勘だったようだな。本当にわかっているなら、オレが何のカードを持っているのか、はっきり言ってみろよ」 「ちょっと待ってください。それはルール違反です」』 に対して、同一の大会であることに注意すれば、(この第九話での質問は)ルール違反と扱われてしまうはずではないでしょうか?
Q2・刺された夢に関して X第九話後半での亜理紗の独白に関してなのですが、 『「ちょっと待って。刺されたって、なに? どういうこと?」』 に対する回答、つまり亜理紗の『「バカなこと」』の内容は、この段階までの文章中のどこかにあたるのでしょうか・・・? もしくは、亜理紗は(主人公が「亜理紗はバカなことをして刺されるくらいの人間なんだ」と判断した)と誤解したという理解でいいのでしょうか? (ただ、前述の通り僕はまだX第一部しか読破しておりません。よって、これ以降で述べられている場合この質問は無意味ですが・・・)
Q3・カード名に関して X第八話の中に 『とうぜん、選ぶのは『ガードガンナー』』 という発言がありますが、「カードガンナー」の誤植ではないでしょうか。
失礼な上稚拙な文章であることを謝罪します。 |
..2010/10/03(日) 22:31 No.133 |
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| はねば様、はじめまして。作者のプラバンと申します。 つたない小説をご観覧くださり、本当にありがとうございます。 わくわくするような小説を書きたい、と常日頃思っておりまして、はねば様のお言葉に感激の涙が出る思いです。 どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。
>Q1 ご質問ありがとうございます。プラバンの説明不足でした。わかりにくくてすみません。 結論から申し上げますと、当該行為はルール違反には当たりません。
第八話では、 『カード名を挙げて相手の反応を見ることは、この大会では罰則対象に当たります』 とあります。ルール違反なのは、『相手の持つカード名を挙げること』ではなく、『挙げて相手の反応を見ること』なのですね。もうちょっと詳しく説明しますと、
「(あの伏せカードがミラーフォース以外なら攻撃したいんだけど)その伏せカードは『ミラーフォース』ですね?」 「(……この人なに言ってるんだろう?)は?」 「(反応がにぶい。ということはミラーフォースではないな)攻撃します」
といった状況を防ぐためのルールです。 余談ですが、なぜこれが禁止されているかと申しますと、
@悪用を防ぐため(毎ターン相手の伏せカードを訊ね続けるなど) A年齢などによる差をなくすため となっています。相手の反応を見るのが目的ではないので、亜理紗の行為も、ついでに言えば第八話デュエルシーン冒頭のウルフの行為も、反則ではないのです。
>Q2 ご指摘の通りの解釈で正解です。 該当部分を説明するには語り手を変えねばならず、読みにくかったことと思います。申し訳ありません。 なお、亜理紗が入院していた理由(刺されたこと)が判明するのは第九話が最初でして、それまではまったく、触れられておりません(あ、怪我の描写は第六話にありました)。 このあたりの詳しいことが語られるのは、第二部でになります。いまはまだ出てきていませんが、そう遠くないうちにお届けできるかと。
>Q3 はい、誤字です。ご指摘ありがとうございます。直しておきました。
分かりにくかったことや、ご質問がありましたら、遠慮なくどうぞ。 丁寧なコメントありがとうございました。 これからもどうぞよろしく。 |
..2010/10/04(月) 20:36 No.134 |
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